訪問世界遺産
フランス最初の緑の都市ブザンソンはフランシュ・コンテ地域の首府である。ここはガロ・ロマン時代以降いつの時代も要所として機能を果たしてきた。それは地形にありドゥー川が大きく蛇行し,ちょうど巾着のような形をし、その入り口は100メートルほどの崖となっている。この崖の上に17世紀ルイ14世のもと築城の名手と言われたヴォーヴァンが20年余りをかけて城塞都市(シタデル)を造った。これは彼が造った防衛施設で最も評価が高い。上には現在は博物館、動物園などがあるが登ってみる価値があり、大きく円を描いて流れる川の中の旧市街を一望できる。ほか市壁やグリフォン砦がある。
この町はスイス国境に近いこともあり、古くから時計産業が盛んで1860年に設置されたサン・ジャン大聖堂の天文時計は一見の価値がある。ちなみに現存の[LIP」という時計メーカーはここである。
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