訪問世界遺産
ランスはこの40年余り行き来している故郷のような身近な街である。
街のほぼ中央にどんと構えているのがノートルダム大聖堂(カテドラル)である。
その創建は401年と古いが、その後1211年から約100年をかけて再建された
ゴシック建築の代表的なものである。
その創建は401年と古いが、その後1211年から約100年をかけて再建された
ゴシック建築の代表的なものである。
歴史的には496年にフランク王国初代の王クロヴィスが政治的とはいえ
ローマ・カトリックに改宗し洗礼を授け、その後816年のルイ1世から1825年の
シャルル10世までフランス歴代の王の戴冠式をしたことで知られる。
特に1429年ジャンヌ・ダルクによるシャルル7世のものが有名である。戴冠式は
塗油式とも言われ「神の超人的な力を国王に与える」とされる。
ローマ・カトリックに改宗し洗礼を授け、その後816年のルイ1世から1825年の
シャルル10世までフランス歴代の王の戴冠式をしたことで知られる。
特に1429年ジャンヌ・ダルクによるシャルル7世のものが有名である。戴冠式は
塗油式とも言われ「神の超人的な力を国王に与える」とされる。
建物には2300体以上の諸王の彫像がたっているが、入口左の「微笑みの
天使」(写真)や内部のステンドグラスは見逃すことができない。最奥の3枚は
改装されてマルク・シャガールによるシャンパンの製法が描かれている。
天使」(写真)や内部のステンドグラスは見逃すことができない。最奥の3枚は
改装されてマルク・シャガールによるシャンパンの製法が描かれている。
建物右に隣接する「トー宮殿」は元大司教の公邸でカテドラルの宝物殿と
して見学できる。
して見学できる。
さらに南に少し行ったところにサン・レミ聖堂と元修道院がある。ここには
クロヴィスに洗礼を授けた司教サン・レミの遺体が安置されており、これから
Reimsの街の由来ともいわれる。修道院は博物館となっている。
フランスもカトリックもこのランスから始まった感がとれる。
クロヴィスに洗礼を授けた司教サン・レミの遺体が安置されており、これから
Reimsの街の由来ともいわれる。修道院は博物館となっている。
フランスもカトリックもこのランスから始まった感がとれる。