tag:blogger.com,1999:blog-75168272138161114372024-03-20T02:06:02.603+09:00林 暁男の訪問世界遺産桑名大海http://www.blogger.com/profile/05242685706365593353noreply@blogger.comBlogger20125tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-39842317135390078732018-09-10T12:51:00.000+09:002020-04-08T11:15:09.368+09:00パリ、セーヌ河岸 ⑬<h3>
<span style="background-color: #f3f3f3; color: purple;">
パリ、セーヌ河岸 ⑬<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjbTMFVDtmnTR0rYyMZED_3cxXH5O2gKJUt2u7glUZItumw8nn2AgHvnCmhnmxJDD8o_J2GKAAEISgSo9ZgNE1-Od7xzLXrPLRnQ-orxG3GGJ4gupF2z9coqfgX3wWzrL1TlB-oieyZ9eu-/s1600/Notre-Dame%252CParis.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="480" data-original-width="640" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjbTMFVDtmnTR0rYyMZED_3cxXH5O2gKJUt2u7glUZItumw8nn2AgHvnCmhnmxJDD8o_J2GKAAEISgSo9ZgNE1-Od7xzLXrPLRnQ-orxG3GGJ4gupF2z9coqfgX3wWzrL1TlB-oieyZ9eu-/s320/Notre-Dame%252CParis.jpg" width="320" /></a></div>
</span></h3>
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パリの中心部であるシュリー橋からイエナ端までの間で中洲にある2つの島も</div>
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含まれる。ルーブル美術館、ノートルダム大聖堂、エッフェル等など有名な観光</div>
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スポットもこの地域にある。</div>
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私にとってパリは最も多く訪れた都市であるが、未だに「又、訪れてみたい」</div>
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という、不思議な魅力のある街である。</div>
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そんな中、今日はノートルダム大聖堂(Cathedrale Notre-Dame de Paris)を取り上</div>
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げます。 1163年に建設が始まった大聖堂はシャルトルやランスの大聖堂と並ん</div>
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で、フランスを代表するものである。長期にわたって建設が行われた初期ゴシック</div>
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様式ですが、一部にはロマネスク様式がうかがわれます。</div>
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そもそもカテドラルとは司教の座があるもので、通常は教会区を持ち司教が長を</div>
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努めてます。イタリアではドゥーモと呼ばれます。そしてノートルダムとは聖母</div>
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マリアをさします。</div>
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9月11日はアメリカの同時多発テロのあった日です。たまたまこの日は仲間</div>
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たちと北ローヌ地方のタン・エルミタージュという小さな村におり、夕刻到着</div>
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した、ホテル・パヴィヨン・ド・レルミタージュでみんながテレビを見て大騒ぎ</div>
<div>
になってました。まるで映画のような信じられない光景でした。</div>
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その週末にパリに上った私は仲間と共にノートルダム大聖堂の追悼ミサに出て</div>
<div>
哀悼の祈りをしました。今でも毎年この日が来ると胸が痛み、このようはテロが</div>
<div>
二度と起こらない世界が訪れることを切に願います。</div>
<br />プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-18591628194371747312017-10-30T12:28:00.002+09:002020-04-08T11:15:23.327+09:00プラハ歴史地区(Praha,Prague) ⑫ チェコ<h3>
<span style="color: blue;">プラハ歴史地区(Praha,Prague) ⑫ チェコ</span></h3>
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スメタナやドボルザークを生み、モーツァルトに愛された音楽の街で、現在は5月9月には国際音楽祭が催される人口120万の都市です。街を流れるブルタバ川を挟んで街が分かれている。プラハは約1000年の歴史を持つ「百塔の街」と言われるほど様々な時代の宮殿や教会が多い、西にはプラハ城、聖ヒートス大聖堂など、1402年にできた最古のアーチ型石橋「カレル橋」はその欄簡に30野聖人の銅像があり日本でも知名度の高い</div>
<div>
フランンシスコ・ザビエルもある。ボヘミアの王カレル一世は1345年神聖ローマ帝国の</div>
<div>
皇帝になり、首都をプラハに移し、都市開発整備を進め「黄金のプラハ」と呼ばれる代表的な都市に発展させた。その後オーストリー・ハンガリー帝国などを経て、第一次大戦後チェコスロバキア共和国に1993年に分離してチョコになった。</div>
<div>
カレル橋の東には旧市街の歴史地区があり、ゴシック建築の尖塔「ティーン教会」、キリストの12使徒の仕掛けのある「天文時計」、旧市庁舎などロマネスク様式からの様々な建築様式の建物が魅力の一つである。</div>
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カレル橋中央の聖ヤン・ネネポムツキー像</div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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食事はブリュームたっぷりの肉料理、特に豚料理やハム、ソーセイジが多く、ピルゼン発祥のビール(ピルスナータイプ=日本のビールのタイプ)に良く会う。プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-31642538287944089952017-05-13T11:12:00.001+09:002020-04-08T11:15:51.691+09:00キンデルダイクとエルスハウトの風車群(オランダ)⑪<h3>
<span style="background-color: white; color: blue;">キンデルダイクとエルスハウトの風車群(オランダ)⑪</span></h3>
<br />
オランダはnederland(低い土地)と言われ国土の約1/4は海抜マイナスであります。そこで<br />
土地を有効活用するために出したのが水を汲み上げて海に流すというやり方です。そのために<br />
大小多くの運河が発達しました。平野部では主に牧畜や農地の干拓には風車が発達しました。<br />
ロッテルダムの南東にあるキンデルダイクは今でも19の風車が見られる田園風景で知られてます。木製の風車は風向きを見てその方向に向け、帆を張ります。内部には歯車があり、これで水を汲み上げて上の水路の汲み上げるのです。その力を利用して、石臼で小麦粉を挽くことも行われ、大きな風車では「風車守」と言って家族でこの中に住んで守っている人もいます。<br />
これからの季節、オランダ名物の自転車でちょっとサイクリング気分で足を延ばしてみるのも<br />
いいですよー・・・<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8aS4Dd_R-K5qOf9bjq_stt9tWCk0O5-AqtJx6Gi4FQubif-Un9PJl1xfBD4e4N2aRfclTTg74HFfw1GNJRonApqNo9pnfGKiPYGsDSzWAJwnDljI78TUcnMmTizJ3ri2b5LZsCug0_MAo/s1600/%25E6%259C%25A8%25E9%259D%25B4.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8aS4Dd_R-K5qOf9bjq_stt9tWCk0O5-AqtJx6Gi4FQubif-Un9PJl1xfBD4e4N2aRfclTTg74HFfw1GNJRonApqNo9pnfGKiPYGsDSzWAJwnDljI78TUcnMmTizJ3ri2b5LZsCug0_MAo/s320/%25E6%259C%25A8%25E9%259D%25B4.jpg" width="320" /></a></div>
<br />プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-43422878124375725972017-04-05T11:15:00.004+09:002020-04-08T11:16:16.824+09:00アムステルダムのシングル運河の内、17世紀の環状運河地区<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpQSR75ZaqQNScEFdL-5g58C9wORqCanllJ3qgOCOkXqGTWWg6rMBuNJEhQ-qZnMLc1wttWeBiBnPE2h6718bmICkKrp0RaT7cvD5zAzv1Dww1qL_h-LNCVD0i1JZ8cfPKuyLJo6uMALvx/s1600/%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25A0%25E3%2582%25B9%25E3%2581%25AE%25E3%2583%259C%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2583%258F%25E3%2582%25A6%25E3%2582%25B9.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpQSR75ZaqQNScEFdL-5g58C9wORqCanllJ3qgOCOkXqGTWWg6rMBuNJEhQ-qZnMLc1wttWeBiBnPE2h6718bmICkKrp0RaT7cvD5zAzv1Dww1qL_h-LNCVD0i1JZ8cfPKuyLJo6uMALvx/s320/%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25A0%25E3%2582%25B9%25E3%2581%25AE%25E3%2583%259C%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2583%258F%25E3%2582%25A6%25E3%2582%25B9.jpg" width="320" /></a></div>
<h3>
<span style="background-color: cyan; color: red;">アムステルダムのシングル運河の内、17世紀の環状運河地区</span></h3>
運河と赤れんがの美しい街アムステルダムはヨーロッパ有数の長江ライン川の下流の支流の一つであるアムステル川の堤防(ダム)に由来します。最も古い地区の運河はヨーロッパ各都市を結ぶ鉄道の中央駅をまるで扇の軸として半円状に広がってます。 アムステル川はこの環状に165運河に作られて、駅裏のアイ湾に注ぐ。 17世紀には北ヨーロッパ大陸の交易の中心として栄え、今でも多くの豪商の館が残っています。<br />
中央駅は1889年に立てられたネオ・ルネッサンス様式で日本の東京駅はこれをモデルにしたと<br />
いわれます。 この扇状の最古の地区は多くの美術館や博物館があり、最も密度の高い観光ゾーンであります。<br />
駅前をまっすぐ行くと大きなダム広場に出ます。戦没者慰霊の塔は待ち合わせ場所のシンボルであり、正面に王宮があります。すぐ近くの1400年に立てられた新教会は国王の即位式が行われることで知られてます。そこから大通りの一本西に歩行者専用の小径がカルファー通りでアムステルダムの象徴ダイヤモンドの店や高級店が並んでおります。1km足らずの小径を抜けるとムントタワーに出ます。ここは元貨幣の鋳造の場所です。反対側の運河沿いにはチューリップやバラなどの花市場が続きます。<br />
さらに大きなシンゲル運河沿いにはライクスミュージアム(国立博物館)がありオランダを代表するレンブラントの「夜警」やフェルメールなどは必見です。 そのほか、「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクの家は85mの塔を持つ西教会を目安にすると近くです。<br />
現在の光景として船を改造したボートハウスならニコラス・ウィツェンカード、オランダ市のハイネケン・ビールの工場見学で一息入れるのもいいです。ちょうど手ごろな大きさの街を観光するなら<br />
ボートツアーと便利な路面電車(トラム)がお勧めです。<br />
食べ物は名物の新ニシン(ハーリング)のオニオン添えには早いが、ブローチェというバンズサンドはオランダを代表するファストフードです。 スマークレイク・イーテン(ボナプティ)プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-85837472981899097552016-12-14T17:53:00.001+09:002017-01-08T14:15:39.082+09:00ユングフラウヨッホとアレッチ・ビーチ・ホルン ⑨ suisse<h3>
<span style="color: #f1c232;">訪問世界遺産</span></h3>
<h4>
<span style="color: #f1c232;"><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhaNoAlVX5MaY_ssFutAbRSki4GNIqhNijxaUipwJviEtpVu9G7saI81NgS9V_0MtqHfnxZAhXNCS__o94Jwuegbx69gNkevPuVQrErXfQhg8HevxD-qOp8GWnrqePmcyFjO20WvqlRgJf2/s1600/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25B9%25E3%2581%25A7%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25BC.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhaNoAlVX5MaY_ssFutAbRSki4GNIqhNijxaUipwJviEtpVu9G7saI81NgS9V_0MtqHfnxZAhXNCS__o94Jwuegbx69gNkevPuVQrErXfQhg8HevxD-qOp8GWnrqePmcyFjO20WvqlRgJf2/s320/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25B9%25E3%2581%25A7%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25BC.jpg" width="320" /></a></div>
</span></h4>
<span style="color: black;"><span style="color: black;">ヨーロッパ</span><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;">の<span style="color: black;">最高峰<span style="color: black;">ユングフラウヨッホ(</span></span></span></span></span></span></span>4158m)は高所恐怖症でなければ一度は行って見てみたい、いわゆるてっぺんです。インターラーケンからグリンデルワルド、そしてクライネ・シャデック駅で乗り換える。この乗換駅からは有名なアイガー(3970m)の北壁、メンヒ(4099m)が(天気が良ければ)目の前に広がる。鉄道はトンネルが多いが終点のユングフラウヨッホ駅もトンネルのなかです。ここはTop of Europeと呼ばれるヨーロッパで最も標高の高い駅です。エレベーターでスフィンクス展望台に出ると4158mのユングフラウヨッホは目の前、反対側には最長のアレッチ氷河の雄大な姿が見渡せる。<br />
夏は特に観光客が多く混雑するが手前ではスキーができる。宿はないがレストランはきちんとしている。写真は最初の時にスキーをしてみたものですが、数年前にはこのレストランでワインを飲みすぎて、高山病?かふらふらになってしまった。<br />
<div>
<br /></div>
<h3>
</h3>
プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-26781707286415698202016-10-29T17:23:00.004+09:002017-01-08T14:08:23.954+09:00ラヴォーのぶどう畑 ⑧ スイス<h3>
<span style="background-color: white; color: #e69138;">訪問</span><span style="background-color: white; color: #e69138;">世界</span><span style="background-color: white; color: #e69138;">遺産</span></h3>
スイスには1972年来7,8回訪れている。西部のフランス語圏にはレマン湖がある。名峰マッターホルンに源をもつローヌ川はこの湖の東から入り西に出て、フランスへと流れ、最後にマルセイユ近くで地中海に流れ出る長江で知られる。観光立国スイスは物価が高いのが気になるがどこでも満足できる。ジュネーヴはシンボルの湖面から100mに立ち上る噴水(jet d'eau)のほかショッピングはもとより、ホテル、レストランのレベルも高い。周辺にはぶどう畑やワイナリーもある。ブルゴーニュに近いせいもあり、シャルドネ、ピノ・ノワールなども作られている。<br />
レマン湖の北側一帯は斜面でぶどう畑が広がっている。スイスワインといえば白の「シャスラ」が有名で赤は「ピノ・ノワール」となる。ローザンヌまではなだらかな傾斜で女性的な優しいワインとなる。<br />
ローザンヌの街は私のようなホテルマンにとっては夢の頂点の感がある。ここには言わずと知れた<br />
世界最高のホテル学校「エコール・オテリエ・ド・ローザンヌ(Ecole hoterie de Lausanne)がある。その東は斜面が急こう配になり、上は林で覆われ、ブルゴーニュやドイツのラインガウのように北風や霜よけ対策が取られている。道路や鉄道は殆ど水際に近い。ここがラヴォーと言われる地区でスイス最高峰のシャスラを産する。辛口でミネラルに富み若くして飲めて、熟成にも耐える。機会を作って湖で取れる「Perch」と呼ばれる白身の小魚のフライを味わってほしい。またはチーズを溶かしてポテトと食べる「ラクレット」も白で味わう。知られたワインはヴィレット(Villette)、エペッス(Epesses)、デザレ(Dezaley)、カラマン(Calamin)、サン・サフォラン(St-Saphorin)など。天気のいい日に対岸のフランスアルプスを望みながら至福の時を過ごしてください。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6tyc9RIP0Qcp9eD0clmHUbNS574z7qRh-LTOPJGj4Bm6lzGEvBGPujJ1DmA_gWy-X41Ctmc1pHu67PR8ANVqJd-lij_cVBLXAo8ajFD-EiZv-KLnJMnZOwJE2aqNwo2o0PDHzmBPlNHkJ/s1600/%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25B4%25E3%2582%25A9%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25AE%25E7%2595%2591%25E3%2580%2580%25EF%25BC%2591%25E3%2580%2580DH000060.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6tyc9RIP0Qcp9eD0clmHUbNS574z7qRh-LTOPJGj4Bm6lzGEvBGPujJ1DmA_gWy-X41Ctmc1pHu67PR8ANVqJd-lij_cVBLXAo8ajFD-EiZv-KLnJMnZOwJE2aqNwo2o0PDHzmBPlNHkJ/s320/%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25B4%25E3%2582%25A9%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25AE%25E7%2595%2591%25E3%2580%2580%25EF%25BC%2591%25E3%2580%2580DH000060.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh1NMDdncpSSBtIjtOxCJ6rHK9SxpP6m64P2zJ3EN7EpgsqTwt0VX8-lrVzYjyp4fJJT7_fGNz0uYImZLvXY9P_zFhJrNBUe0K-kHVeaS8OGjrXP4jJMkXbiYtzS2ISjwzFyQRB08ALnRmY/s1600/%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25B4%25E3%2582%25A9%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25AE%25E7%2595%2591%25EF%25BC%2592%25E3%2580%2580DH000075.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh1NMDdncpSSBtIjtOxCJ6rHK9SxpP6m64P2zJ3EN7EpgsqTwt0VX8-lrVzYjyp4fJJT7_fGNz0uYImZLvXY9P_zFhJrNBUe0K-kHVeaS8OGjrXP4jJMkXbiYtzS2ISjwzFyQRB08ALnRmY/s320/%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25B4%25E3%2582%25A9%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25AE%25E7%2595%2591%25EF%25BC%2592%25E3%2580%2580DH000075.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<br />プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-79686127355024986102016-09-24T12:31:00.003+09:002017-01-08T14:15:59.659+09:00ランスのノートルダム大聖堂 ⑦-②<h3>
<span style="color: #cc0000;">訪問世界遺産</span></h3>
エコール・ド・パリを代表する世界に知られる画家藤田嗣治は1886年軍医の次男として東京にうまれ、幼くして母を亡くしました。その後東京美術学校(現芸大)に入り、24歳のとき卒業写生旅行<br />
で千葉の房州に行き、そこで寄宿舎の舎監をしていた鴇田登美子と知り合い、1912年、26歳で結婚しました。1939年単身パリに渡り、同じ派の仲間ユトリロ、モディリアーニ、シャガールなどと極めて自由な生活の中藤田の名は世界に知られていきました。<br />
日本人にとって知っておきたい転機は戦後1950年代に最も親密で彼を支えていたシャンパンメーカー・GHマムのレネ・ラルー社長との出会いであります。彼は様々なアドバイスをし、1955年には<br />
フランス国籍を、さらに73才の1959にはフランス歴代の王の戴冠式で有名なランスの大聖堂(カテドラル)で最後の夫人君代さんと共にカトリックの洗礼の教父を引き受けました。その時いただいたクリスチャンネーム「レオナール」が以降。レーナール・フジタと名乗るきっかけとなりました。その際に彼は「聖母子像」を献上しております。<br />
フジタは小さな教会の建設を相談し、ルネ・ラルーはマム社の敷地の一角を提供しました。<br />
子の小さな教会の一切の装飾を自ら設計し、完成させましたが、窓のない薄暗い内部での泊まり込んでのフレスコ画の製作は年老いた彼には大きな負担でもありました。<br />
1966年に完成後体調を崩した彼はその2年後1968年1月29日スイス・チューリッヒの病院で昇天しました。82才でした。2月3日には洗礼を受けたランスの大聖堂で盛大は葬儀が行われ、7日には<br />
自らが製作した教会に埋葬されました。教会は「シャペル・フジタ」としてランス市に寄贈され、今では見学が可能です。フレスコ画の群衆の中にルネ・ラルーと藤田自身が描かれています。<br />
<br />
<br />プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-75260962649366872822016-08-17T17:05:00.000+09:002016-08-28T22:18:13.163+09:00ランスのノートルダム大聖堂、サンレミ旧大修道院と宮殿 ⑦<h3>
<span style="color: #ffd966;">訪問世界遺産</span></h3>
<div>
<span style="color: #bf9000;"><br /></span></div>
<div>
<span style="color: black;"><span style="color: black;">ランス</span><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;">は<span style="color: black;">こ<span style="color: black;">の<span style="color: black;">40年<span style="color: black;">余</span><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;">り<span style="color: black;">行き来<span style="color: black;">し<span style="color: black;">て<span style="color: black;">い<span style="color: black;">る故郷のような<span style="color: black;">身近</span><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;">な<span style="color: black;">街</span><span style="color: black;"></span><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;">で<span style="color: black;">あ<span style="color: black;">る<span style="color: black;">。</span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></div>
<div>
<span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;">街のほぼ中央にどんと構えているのがノートルダム大聖堂(カテドラル)である。</span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span><br />
<span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;"><span style="color: black;">その</span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span>創建は401年と古いが、その後1211年から約100年をかけて再建された<br />
ゴシック建築の代表的なものである。</div>
<div>
歴史的には496年にフランク王国初代の王クロヴィスが政治的とはいえ<br />
ローマ・カトリックに改宗し洗礼を授け、その後816年のルイ1世から1825年の<br />
シャルル10世までフランス歴代の王の戴冠式をしたことで知られる。<br />
特に1429年ジャンヌ・ダルクによるシャルル7世のものが有名である。戴冠式は<br />
塗油式とも言われ「神の超人的な力を国王に与える」とされる。</div>
<div>
建物には2300体以上の諸王の彫像がたっているが、入口左の「微笑みの<br />
天使」(写真)や内部のステンドグラスは見逃すことができない。最奥の3枚は<br />
改装されてマルク・シャガールによるシャンパンの製法が描かれている。</div>
<div>
建物右に隣接する「トー宮殿」は元大司教の公邸でカテドラルの宝物殿と<br />
して見学できる。</div>
<div>
さらに南に少し行ったところにサン・レミ聖堂と元修道院がある。ここには<br />
クロヴィスに洗礼を授けた司教サン・レミの遺体が安置されており、これから<br />
Reimsの街の由来ともいわれる。修道院は博物館となっている。<br />
フランスもカトリックもこのランスから始まった感がとれる。</div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi89Fm51-7yNwl7WdmZerEP70lOgtdigW6dolQ23bNw-p4Yew3aw4ojcAmD5sQ1-_YwE0mv1C3ZcqWRNTOAtU4OfbejP6ZSpQd-TjNPP0ntL5pysYiBmnKC4lSewNYBS0yqAgAZWIg0qcOK/s1600/%25E5%25BE%25AE%25E7%25AC%2591%25E3%2581%25BF%25E3%2581%25AE%25E5%25A4%25A9%25E4%25BD%25BF.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi89Fm51-7yNwl7WdmZerEP70lOgtdigW6dolQ23bNw-p4Yew3aw4ojcAmD5sQ1-_YwE0mv1C3ZcqWRNTOAtU4OfbejP6ZSpQd-TjNPP0ntL5pysYiBmnKC4lSewNYBS0yqAgAZWIg0qcOK/s320/%25E5%25BE%25AE%25E7%25AC%2591%25E3%2581%25BF%25E3%2581%25AE%25E5%25A4%25A9%25E4%25BD%25BF.jpg" width="320" /></a></div>
<br />プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-84768845633936797232016-07-04T09:45:00.000+09:002016-08-28T22:17:32.892+09:00シャンパーニュの丘陵群、家屋群、地下貯蔵庫群 ⑥シャンパーニュ<h3>
<span style="color: #f1c232;">訪問世界遺産</span></h3>
<span style="color: black;">シャンパーニュはなだらかな平原を意味する。昔は州として8県が含まれていたが</span><br />
現在は5県がシャンパーニュ地方(La Champagne)として、有名なスパークリングワインの王様シャンパーニュ(Le Champagne)を造っている。しかしすべてが平原ではなく中心となる3地区の北から「モンターニュ・ド・ランス」は森も多いし、その南の「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」はセーヌ川の支流マルヌ川沿いの浅い谷である。そしてその南に広がる「コート・デ・ブラン」は白亜質の丘陵となっている。平原はタバコやビーツなどの畑より、「ランスからシャンパン・ルート」を選んで村々を通る約70kmの道のりに広がるぶどう畑は壮観で特にヴェルズネの風車(写真)<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjBzd8u7CjrJH-K45dctvbvzxZUMTuuFHk7RyVikhHNcY2YgaJlK4hmPsihxEWqUSNrFLmLN5n8_B6ZF4qyQLkGFY3riBtPGKsj41IIjDCBN5rn6D1pbeCERyQZdVwZ9J_jpiMocfkybAkE/s1600/%25E3%2583%25B4%25E3%2582%25A7%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25BA%25E3%2583%258D%25E3%2581%25AE%25E9%25A2%25A8%25E8%25BB%258A.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjBzd8u7CjrJH-K45dctvbvzxZUMTuuFHk7RyVikhHNcY2YgaJlK4hmPsihxEWqUSNrFLmLN5n8_B6ZF4qyQLkGFY3riBtPGKsj41IIjDCBN5rn6D1pbeCERyQZdVwZ9J_jpiMocfkybAkE/s320/%25E3%2583%25B4%25E3%2582%25A7%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25BA%25E3%2583%258D%25E3%2581%25AE%25E9%25A2%25A8%25E8%25BB%258A.jpg" width="320" /></a></div>
や今は3★のアッシエット・シャンプノワーズでランチもお薦め。<br />
シャンパーニュのワインメーカーはランスとエペルネの町に2分されているがランスはローマ時代に街を作るために切り出した地下の採石場の空間があり、総延長約250kmにおよび今ではシャンパーニュに欠かせない地下貯蔵熟成庫となっている。大手メーカーとしてポメリー、マム、テタンジェ、パイパー・エドシックなど見学できる。プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-64681774326962046022016-06-13T19:10:00.001+09:002016-08-28T22:17:13.324+09:00ストラスブールのグラン・ディル ⑤ アルザス<h3>
<span style="color: #f1c232;">訪問世界遺産</span></h3>
<br />
フランス東部にあるこの街は中世には東西の水陸交通の十字路として発達した。街を流れる<br />
イル川は東でドイツの国境となる大河ラインの支流で、また西のマルヌ川と結びつける役をしている。ストラスブールの中心の旧市街で二股に分かれた中洲(パリのセーヌ川の中洲シテ島の大きなようなもの)でここを大きな島(Grande ile)と呼ぶ。特にプティット・フランスと呼ばれる一帯はかっては漁師、なめし皮職人などが多く暮らし中世の雰囲気が楽しめる。<br />
さらに見どころは11世紀の建造のあと火災にあい、12世紀から250年もの歳月をかけて作られた142mの高さを誇る尖塔のノートルダム大聖堂である。この地で取れる赤茶けた石は鉄分の含む砂岩でステンドグラスや天文時計も興味深い。<br />
昔は木材、絹、ワインで発展したため白壁に柱や梁の木材が露出した建物が多く残り、ドイツのような雰囲気もある。歴史的にはフランスであったが第二次大戦が勃発するとドイツに占有され、終戦でまた連合軍フランスが取り戻した土地でもある。<br />
ワイン産地はここから西のヴォージュ山脈を見ながら細長く南に伸びており、白ワインとソフトな発泡酒「クレマン」が主である。ドイツと同じぶどう品種が多いが、味わいは異なり、辛口仕上げなところがゲルマンとローマンの民族の違いといえよう。<br />
歴史的にも二国文化が融合しているところが特徴といえる。現在も十字路としての利便性でリュクセンブルクと共にEUの多くの施設を有し、またホテルやレストランも質が高い。<br />
グルメにお薦めはブールイーゼルやクロコディル、少し足を延ばしてオーベルジュ・ド・リルなどの<br />
レストラン、料理はフォワグラのテリーヌ、シュークルート、チーズならウォッシュタイプのミュンステール など・・・<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi3A78QGg7pcOKe2HiRCAYCR1jVWiIjHw-auVEUX7LHInHcbZobd1n9HXOOf-i9sHeFBo286ysn2GyzjWmyHwOxCbrSJTvca62H8ncKimJAXsnYtcDA1tWe-RuZxSeGpuwx6bwK5g2x7xyB/s1600/Strasbourg.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi3A78QGg7pcOKe2HiRCAYCR1jVWiIjHw-auVEUX7LHInHcbZobd1n9HXOOf-i9sHeFBo286ysn2GyzjWmyHwOxCbrSJTvca62H8ncKimJAXsnYtcDA1tWe-RuZxSeGpuwx6bwK5g2x7xyB/s320/Strasbourg.jpg" width="320" /></a></div>
プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-19974792558288342382016-05-25T14:54:00.000+09:002016-08-28T22:16:50.255+09:00ヴォーヴァンの防衛施設群 ④ ブザンソン<h3>
<span style="color: #f1c232;">訪問世界遺産</span></h3>
<div>
フランス最初の緑の都市ブザンソンはフランシュ・コンテ地域の首府である。ここはガロ・ロマン時代以降いつの時代も要所として機能を果たしてきた。それは地形にありドゥー川が大きく蛇行し,ちょうど巾着のような形をし、その入り口は100メートルほどの崖となっている。この崖の上に17世紀ルイ14世のもと築城の名手と言われたヴォーヴァンが20年余りをかけて城塞都市(シタデル)を造った。これは彼が造った防衛施設で最も評価が高い。上には現在は博物館、動物園などがあるが登ってみる価値があり、大きく円を描いて流れる川の中の旧市街を一望できる。ほか市壁やグリフォン砦がある。</div>
<div>
この町はスイス国境に近いこともあり、古くから時計産業が盛んで1860年に設置されたサン・ジャン大聖堂の天文時計は一見の価値がある。ちなみに現存の[LIP」という時計メーカーはここである。</div>
<div>
文化面では小説家のヴィクトル・ユーゴーの生家は旧市内にある。また世界的に有名な国際指揮者コンクールは1959年小沢征爾さんが優勝以来、佐渡裕さんなど多くの日本人の優勝者が出ている。大学は皇太子妃雅子様も外務省時代に夏季講座を受けていると聞いている。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjtcExIPFO_tq1VP1ijKp_9uHwEKZh_5QNc34QhzP1vOR7E0hDp17w8h1Uk6WMj1mas5ye7w1kypuhcJCRbT9y-DgbbQwBnhxBMRbSYkoYYcMt2c1KHzj6K_7vDtppWHxv98vZw_0KOaKgB/s1600/Besanncon+Map.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjtcExIPFO_tq1VP1ijKp_9uHwEKZh_5QNc34QhzP1vOR7E0hDp17w8h1Uk6WMj1mas5ye7w1kypuhcJCRbT9y-DgbbQwBnhxBMRbSYkoYYcMt2c1KHzj6K_7vDtppWHxv98vZw_0KOaKgB/s320/Besanncon+Map.jpg" width="320" /></a></div>
</div>
プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-77649143866289040842016-05-17T12:24:00.003+09:002016-08-28T22:16:20.934+09:00ブルゴーニュ地域圏 ③ー⑥ シャブリ<h3>
<span style="color: #ffd966;">訪問世界遺産</span></h3>
<div>
ブルゴーニュを代表するワインはシャルドネという白ぶどうから作る辛口タイプでシャブリは</div>
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その代表的なものです。</div>
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シャブリは飛び地となっているワイン産地でパリに最も近いブルゴーニュの小さな村です。</div>
<div>
このワインが人気となったのはその土壌にあります。「キンメリジャン」と呼ばれる貝化石でジュラ後期のもので、昔はここが海だったことがわかります。イギリスの南イングランドにキンメリッジ湾というところがあり、これはイギリスがヨーロッパ大陸から分かれたことを意味します。</div>
<div>
同じ土壌はフランスでも三日月状に見られ、ワインではシャンパーニュ、シャブリそしてロワール河上流のサンセール、プイイ・フメです。(ぶどう畑で見つけたその化石をどこかにしまい忘れており探してみます・)</div>
<h3>
<span style="color: #ffd966;"></span></h3>
プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-13096510756250132312016-05-03T19:46:00.001+09:002016-08-28T22:15:32.247+09:00ブルゴーニュ地域圏③ー⑤ ガストロノミー<h3>
</h3>
<h3>
<span style="color: #f1c232;">訪問世界遺産</span></h3>
フランス革命により職を失った多くの人々、取り分け料理人は田舎に戻った後故郷でAuberge(旅籠)やRestaurantを始めている。食材に恵まれているブルゴーニュはその後の共和制下でパリとニースを結ぶ現在のN6号街道が郵便と旅で発達し、このよな旅籠やレストランが発達した。ぶどう畑の多いこの地方ではぶどうの葉を喰うエスカルゴの他にシャロレ種の牛、ブレスのチキンなどが今では代表的な食材となっている。ミシュランはタイヤのメーカーであるがホテル・レストランの格付けのほうで有名となりブルゴーニュだけでもジョワニーのコート・サン・ジャック、ソーリューのベルナール・ロワゾー(コート・ドール)、シャニーのラムロワーズなどのほか当時の面影を残すPosteと名の付くホテル&レストランも多い。 こんにちはオートルートがあるので旅も車で楽々できるが<br />
今でもVoiture(車)をBagnole(馬車)と呼ぶ人も多い。<br />
Bourgogne というナンバープレートを付けてみました。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgNiMkbiKRfkEs0oMJtUkUJWpLWtg_KTQWWXHvA86Yg7KkD-YfGVL6473j641aBSB0o6ia08i0196S0_Yutc82aH1L6ejkO1rxcY7Xj33UtQW4co-5AtlJiy8WpSHwB_y5HdnS0ogqzYIiW/s1600/bourgogne+plaque.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgNiMkbiKRfkEs0oMJtUkUJWpLWtg_KTQWWXHvA86Yg7KkD-YfGVL6473j641aBSB0o6ia08i0196S0_Yutc82aH1L6ejkO1rxcY7Xj33UtQW4co-5AtlJiy8WpSHwB_y5HdnS0ogqzYIiW/s320/bourgogne+plaque.jpg" width="320" /></a></div>
<br />プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-73096128908195825712016-04-17T17:40:00.001+09:002016-08-28T22:15:12.815+09:00ブルゴーニュの地域圏 ③ー④ ディジョン<h3>
<span style="color: #ffd966;">訪問世界遺産</span></h3>
百年戦争の14から15世紀にはヨーロッパ最強の国として黄金時代を築いた旧ブrゴーニュ公国の<br />
首都ディジョンは今ではフランス人が最も住みたい芸術と食の町である。名産品として有名なディジョン・マスタードがある。第二次大戦後低迷の続いた特産のカシス・リキュール(Creme de Cassis)と白ワインの販売に頭を悩ましていたキール市長は自ら考え出したのが辛口の白アリゴテにカシス・リキュールを加えた甘口のカクテルである。これが市長の名を取った「Kir」と呼ばれる。カシスの量は好みで甘口ややや甘口にできるが、白ワインはアリゴテが正統派であり、他のワインを使うものは単に「ブラン・カシス」と区別している。その後キール・ロワイアルやキール・アンぺリアルなどに派生して今では世界中で知られるようになった。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiinKYYvV1J4c6k4VATI_L8cFNFLhMj_RQz6kNcrT7ogKtTjDXeAxCbQ4CCbLOpQVxcfHnPb45kKNvvHtOUcckYOck4N9cMH49klzzYkKpr82F8OaBQBNrJLjv2DkVivk02aN-FjlSimtwV/s1600/DSC01127.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiinKYYvV1J4c6k4VATI_L8cFNFLhMj_RQz6kNcrT7ogKtTjDXeAxCbQ4CCbLOpQVxcfHnPb45kKNvvHtOUcckYOck4N9cMH49klzzYkKpr82F8OaBQBNrJLjv2DkVivk02aN-FjlSimtwV/s320/DSC01127.jpg" width="320" /></a></div>
<br />プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-46271629974791880242016-04-11T18:27:00.000+09:002016-04-21T15:07:47.064+09:00ブルゴーニュの地域圏 ③-③ ボーヌの旧市街<h3>
<span style="color: #ffe599;">訪問世界遺産</span></h3>
ブルゴーニュの地域圏 ③-③ ボーヌの旧市街<br />
石垣時には堀と石垣に囲まれた旧市街は歩いてどこにでも行ける大きさでこの人口(約3万)がちょうどいい感じがする。もちろん新しいものが入ってくるのは何処でも変わらないが古いものがいつでも対等に存在するところが好きだ。<br />
例えばフランスでは新聞は配達しないのでカフェ・バーに毎朝買に行く。どこの家でもおじいちゃんがその役で出かけて行っては知り合いと長話が日課となる。新聞は今では1ユーロと少しだが釣銭で決まって飲むのが「un petit blanc](白の地ワイン1杯)である。タバコはグロワーズ、これがブルギニヨン、いやボーノワの魅力である。文化とは人が創るものなんだ。<br />
<br />
<br />プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-75842547176234199852016-04-07T19:09:00.001+09:002016-04-21T15:07:23.336+09:00③‐② ワインの王<h3>
<span style="color: #ffd966;">訪問世界遺産</span></h3>
③‐② ワインの王 ブルゴーニュの中心 ボーヌは銘醸蔵で働いていた街であり、その後も何度も訪ねる第二の故郷でもある。ローマ帝国が交通の要所として開いて7世紀には街の回りに城壁が作られ、12世紀に現在の石造りになった。ワインに関する多くのポイントがあるが、まず目に留まるのが1443年にニコラ・ロランが建てた施療院(Hotel-Dieu)でオスピス・ド・ボーヌとして1959年まで使われていた。中庭に面した屋根は独特の幾何学模様で有名である。見学の際は28のベッドでミサができる大ホールの他厨房や「最後の審判」のタペストリを忘れづに、また寄贈された多くのぶどう畑を持ち、現在では年1回行われるオークションはピエスと呼ばれる小樽単位で取引され、現物は後渡しの先物取引でその年のブルゴーニュの価格に基盤となるのもでバイヤーしか入れないが世界中から人が集まるので知られる。ワインは全てHospice de Beauneの文字とマークが入ったラベルが使われる。<br />
最後にこの地方の料理はコック・オー・ヴァン(鶏肉の赤ワイン煮)、ブッフ・ブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮)、エスカルゴなどである。<br />
<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhD0HJC7_GhZkhuiHYl8TaCgoC5jUrHpVSYwPBbmTzjqyDlPMnqJ0drhl7u_2uOnezY4dydlP1q4LJ0XuiFQKCzID6K5pI18H0ipdADUHuicGaJN5qA6BDjkwnY0ah-gN77TVa44XkjYIxi/s1600/IMG_1374.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhD0HJC7_GhZkhuiHYl8TaCgoC5jUrHpVSYwPBbmTzjqyDlPMnqJ0drhl7u_2uOnezY4dydlP1q4LJ0XuiFQKCzID6K5pI18H0ipdADUHuicGaJN5qA6BDjkwnY0ah-gN77TVa44XkjYIxi/s320/IMG_1374.JPG" width="320" /></a></div>
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<br />プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-55869627491470021602016-03-11T11:07:00.002+09:002016-04-21T15:07:05.316+09:00③ その1教会と修道院<span style="color: orange;">訪問済世界遺産</span><br />
③ブルゴーニュの地域圏(2015) その1教会と修道院<br />
修道院とワインは古くから深いつながりがあります。少しでもワインの勉強をした人なら<b>ベネディクト派</b>としてドイツのヨハニスベルクやシャンパーニュのドン・ペリニヨンが浮かびます。元々このベネディクト派はイタリアのローマの南モンテカッシーノの529年にできたのが始まりです。<br />
その後ブルゴーニュのマコンの西の山中にできたのが<b><i>クリュニー修道院</i></b>(910 年)です。<b>クリュニー派</b>と言われます。ワインファンでもよほど時間んと好奇心がなければ、ここまでは足を延ばせません。ここはローマのサン・ピエトロ教会ができるまでは修道士1万人を抱えた世界最大の規模を誇りました。施設は殆どが1791年のフランス革命期に破壊され、今では南袖廊と62mの鐘楼が残るだけです。この二つは黒の僧衣です。<br />
その後ブルゴーニュのフォントネーにできたのが<b>シトー派</b>(1118年)です。白の僧衣です。よく知られているのがクロ・ヴージョで修道院に寄贈されたぶどう畑を管理し、ワインを作る修道士の館として残るシャトーは今ではシュヴァリエ・ド・タートヴァンと称するブルゴーニュワインの販売・宣伝に貢献した人々を表彰する団体はあまりにも有名です。建築に興味のある方ならこれらのロマネスク様式とのちに出てくるゴシック様式に注視するとよいでしょう。<br />
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プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-24277786115444836392016-02-23T18:01:00.000+09:002016-04-21T15:06:53.571+09:00② アヴィニヨン歴史地区<span style="color: orange;">訪問済世界遺産</span><br />
②アヴィニヨン歴史地区法王庁宮殿司教関連建物群アヴィニヨン橋(1995)<br />
ローマ法王庁が極めて政治的にフランスに強制移転した時期がある。1309年である。それまでもフランス出の法王が即位したことはあるが、それから70年間7人のフランス出の法王が続いた。<br />
極めて窓の少ない法王庁と流れるローヌ大河にかかり今は半分しか現存していないアヴィニヨン橋は歌でも有名で時間をかけてみることをお勧めするほか、ヨハネス22世が法王の時に建てた<br />
新しい離宮とぶどう畑は今や「シャトーヌフ・デュ・パープ」という名前で現存する。白と赤があり<br />
中でも13種のぶどうを使うことが認められている赤はフルボディで長期熟成に耐え、ワインファンも<br />
多い。畑はその昔スイスのマッターホルンの源を発するローヌ川の下流洲で丸く削られた石がゴロゴロしている。<br />
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<br />プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-56326776910256251512016-02-05T18:00:00.000+09:002016-04-26T10:21:50.707+09:00① バチカン市国(1980登録)<span style="color: #f6b26b;">訪問済世界遺産</span><br />
ローマの町の中にある皇居よりも小さな土地は聖ペテロの墓所と言われ8世紀から19世紀まで法王庁拡大された後様々な歴史を経て1929年にイタリアから離れたれっきとした国。キリスト教カトリックの総本山として現在は第266代のフランシスコ法王が即位されている。<br />
教徒だけにとどまらず世界から多くの観光客が来ていつでも長い列をなす。この大理石の中に<br />
自分を置くことで教徒ならずとも正義に基づく平和提唱を心に止めることに意義がある。<br />
帰る前に向かって左に居る衛兵はスイスからの派兵である。桑名大海http://www.blogger.com/profile/05242685706365593353noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7516827213816111437.post-57622535200605345432016-02-05T17:42:00.000+09:002016-04-26T10:22:01.218+09:00<h3>
<span style="color: red;">観光って</span></h3>
最近、大勢の中国からの観光客が来てます。爆買いとかマナーが悪いなど色々不評な面が取りだたされています。でも似たような現象は日本でも昭和30年代に同じような時期があったのではないでしょうか?沖縄が返還されて、500ドルまでという制限があったにしろ海外旅行ができるようになり団体で出かけて腹巻から現ナマを出して振る舞っていたのが思い出されます。そうゆう意味で<br />
今受け入れ側も少し寛容になってもいいと思います(個人的には)。<br />
さて、アベノミクスの地方創生でどこでも観光資源の見直しを迫られるところです。<br />
日本人の旅行でいえばその形はseeからdoに変化しbeに変わってきて大分なります。そんなことを考えるために今まで周ってきた世界遺産からまずヨーロッパの40~50を気ままに書き下ろして<br />
見たいと考えてます。プロヴァンスの風を感じてhttp://www.blogger.com/profile/10260901335718164005noreply@blogger.com0