2018年9月10日月曜日

パリ、セーヌ河岸 ⑬

パリ、セーヌ河岸 ⑬

 パリの中心部であるシュリー橋からイエナ端までの間で中洲にある2つの島も
含まれる。ルーブル美術館、ノートルダム大聖堂、エッフェル等など有名な観光
スポットもこの地域にある。
 私にとってパリは最も多く訪れた都市であるが、未だに「又、訪れてみたい」
という、不思議な魅力のある街である。
 そんな中、今日はノートルダム大聖堂(Cathedrale Notre-Dame de Paris)を取り上
げます。 1163年に建設が始まった大聖堂はシャルトルやランスの大聖堂と並ん
で、フランスを代表するものである。長期にわたって建設が行われた初期ゴシック
様式ですが、一部にはロマネスク様式がうかがわれます。
そもそもカテドラルとは司教の座があるもので、通常は教会区を持ち司教が長を
努めてます。イタリアではドゥーモと呼ばれます。そしてノートルダムとは聖母
マリアをさします。
 9月11日はアメリカの同時多発テロのあった日です。たまたまこの日は仲間
たちと北ローヌ地方のタン・エルミタージュという小さな村におり、夕刻到着
した、ホテル・パヴィヨン・ド・レルミタージュでみんながテレビを見て大騒ぎ
になってました。まるで映画のような信じられない光景でした。
 その週末にパリに上った私は仲間と共にノートルダム大聖堂の追悼ミサに出て
哀悼の祈りをしました。今でも毎年この日が来ると胸が痛み、このようはテロが
二度と起こらない世界が訪れることを切に願います。